図書館では興味ない本を選べ

インターネット以外に情報収集の手段の無い人は図書館を利用しよう。
「いまさら図書館?小学生でもあるまいし」と思う事無かれ。

図書館のいいところは、なんといっても無料という事だ。
マンガ喫茶ですら読書は金がかかる。
無料という事は時間の許す限り本を読める。

図書館はオールマイティにジャンルを取り揃えてあるので、
自分がどの分野に詳しく、どの分野に疎いかをハッキリと知る事ができる。
自分を無知だと知る事は、無知という事を知らないヤツより賢い。

適当に普段は読まないジャンルのコーナーに行って本を手に取って見よう。
一冊で「失敗した!これは自分には合わない」と思っても悔しがらない。
なんせタダなのだ。
タダでこの本は自分には合わないと気づけたなら、みっけもんだ。
本をパラパラめくってどんな説明のしかたをしているのか、
図は多用されているのか、初心者向けか専門家向けなのか。
なぜ自分がその分野を苦手としているのか分かるはずだ。
そして、その分野の全ての本に興味がないのか調べよう。
一部の本だけ気になったのならなぜその本は興味を持ったのか考えよう。

その分野を理解する必要などない。
知る事ができるだけで儲けもんなのだ。
海外旅行に1、2回行っただけで旅行先の国の歴史や文化や価値観を理解する事などできない、
でも旅行に行けばその国と自分の国の違いを知る事はできるでしょ?

読書も一緒だ。
理解する必要などない。
知る事、それだけを求めればよい。

図書館と同じ情報量を脳内に持った人間などそうそういない。
だから図書館には未知がたくさんあるし、未知があるという事は発見がある。

以前も述べたが、インターネットは余計なノイズが消え、
人々がアクセスを稼げるような人気のテーマ、話題を中心に選ばれていく。
それは「他人の見つけた発見の喜び」であって、
「あなたの見つけた発見の喜び」ではない。

発見の探求の旅へ
あなたも出かけてみませんか?

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