自己顕示欲

 ニンテンドースイッチ、覚えている範囲ではMiiの存在がなくなった。

 YouTuberみたいな俺の事見て見て〜みたいなタイプって実は少数だったんじゃないだろうか。声がイケメンとか髪型がオシャレとか自分に自信があるタイプじゃないと人前には映りたくはない。つまり、自分の姿があまり好きじゃなくて意識したくない、遊んでいる時ぐらいは忘れたいみたいな人が予想以上に多かったんだと思う。

 どのゲームだったか忘れたけど、WiiUのレースゲームをしている時にカメラが起動して、背景に自分の顔が映りだした時「うわ」って思った。人は下から映し出されると老けて見えるから、「なんだこのブサイク」みたいになって非常に不快な思いをした事を思い出した。

 任天堂はセンスがいいとか天才だとか思っている人がいるかもしれないけど、こういう細かい所を見ると、時代を読むのに苦労しているなぁと思うのである。