日本ゲーム盛返史1991 ー 2018(その9)

※以下の文章は、おっさんの個人的な思い出語りであり、多くの事実誤認が含まれている場合がございます。

ポケモンスナップ

 ポケモンスナップは細かな部分では不満も多いが、3Dゲームの方向性を提示したすごい作品である。

 何より印象的だったのは、ローソンでゲーム内の写真を現像した事だ。ゲームを遊ぶ事でデータが作られ、そのデータ自体に価値が生まれる。……というのはRPGツクールみたいにこれまでにもあった事なのだが、作ったデータを画面のこっち側に持ってこれるものは少ない。3Dという人によって視点が変わるゲームでないとこういう面白さは生まれなかったのだろう。

 写真撮影という複雑な操作を要求させるから、移動はトロッコにしてしまおうという割り切り具合も素敵だ。

 今更だけど実はシューティングゲームなのかもしれない。