理想と現実

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キズナアイが所属するActiv8

パネラーのトップバッターとしてマイクを持ったのは、何人もの人気バーチャルタレントのマネジメントを行っている「upd8」を運営する「Activ8」の大坂武史氏。講義の内容は、Activ8が目指す世界と、キズナアイの成功例について。誰もが知るVTiberのボス「キズナアイ」について大坂氏が解説を始めると、場内の受講者は真剣に耳を傾けていた。

大坂氏は、バーチャルタレントがもてはやされている理由について、「見せたい自分を見せられる」、「ファンが見たい姿を表現できる」と語る。また、バーチャルタレントは病気や不祥事を起こしにくいため、「企業がコントロールしやすい」ことにも触れた。

大坂氏のスピーチで興味深かったのは、キズナアイのファン層の推移。デビュー直後に海外で話題になり、一時期のYouTubeコメント欄は外国語ばかりだったそうだ。「日本でのVTuberは漫画やアニメに続くコンテンツとして見られているが、海外では「タレント」として認識されている」と大坂氏は語る。現在でも日本のファンは全体の30%程度で、それ以外のファンは海外とのこと。

YouTubeで活動を続けているキズナアイだが、2018年からは官公庁のPRキャラクターや音楽アーティストなど、タレント活動も本格化させている。また、Activ8はキズナアイに続くタレントとして、バーチャルシンガーの「YuNi」他、何人ものタレントを展開中だ。

大坂氏は「かつて映画は実写だった。しかしいまはアニメやCGでも区別されない」と言う。これと同じように、いまは「VTuber」と呼ばれているバーチャルタレントも、「そのうち人間と垣根がなくなるのではないか?(大坂)」とコメントした。

 

病気や不祥事を起こしにくいため、「企業がコントロールしやすい」

 

 ……ははは。界隈の先頭を行く会社がこの認識。もう疲れた。お偉方は技術をアピールしたがるけど、現場は精神論MAXのカルトに近いものになってる。*1

 

 高須院長の贅肉を美容整形して(線書いて)筋肉!――みたいなものを見せられて「わー!すごーい!」みたいに言う文化はキツイ。コレジャナイ感は私だけが感じているのか?*2しかも「この世」を憎んでいる人もいて、そこら辺が人道的な問題に関わっているんじゃないの?*3企業はヤクザ扱いされる事もあるが、ヤクザの方がカタギとの線引き、人情味みたいなものがありそう。ヤクザ、テレビ、YouTuber、アニメ業界、芸人など自分がこれまでバカにしていたものを再評価する事になった。ありがと。

 

 オチとか特にない。疲れた。ゲーム部は続行が決まったらしいけど、動画を見てから判断する予定。

*1:ファンの性質含め

*2:とりあえず「VTuber」にtwitterはいらん

*3:キズナアイも動画だと人情味あるけど、インタビューだとガチなのかネタなのかわからないロールプレイで逆に怖い。