Vアンチの星、加藤純一が昨日深夜のポケモン配信で同時接続数7.7万人を越えたらしい。この記事を書いている今(5/6PM21:31)も加藤純一は3.4万人、因幡はねる(あにまーれ)は1.9万人、金剛いろは(アイドル部)1万人、鈴原るる(にじさんじ)5800人、ピンキーポップヘプバーン4400人。――加藤純一の勝ち。なんで負けたか明日まで考えといてください。 そしたら何かが見えてくるはずです。 ほな、いただきます。
……マジで加藤純一はオワコンじゃないので考えてほしい。実年齢30越えたおっさんの配信に深夜で7万人集まるとか普通にヤバいので、研究してほしい。自分は生放送見ない人間*1なので詳しくはないけど、スパチャないし、プレイで魅せてくるし、(盲信含め)ファンとの距離感適切だし、参考になるところはたくさんあると思う。*2
あんまりファンを晒し上げたくないけど、こうツッコミどころが多すぎると何か言いたくなる。
リアルなYouTuberよりも運用コストのかかるVTuberは動画の再生数は元々重視されていないことは強調したい。
コストかかっているなら見返りは求めていいんじゃない?*3
また、芸能人の本田翼も驚異の同接14万人を記録したことがあるが、こうした事例に関しては例外的なものとさせていただきたい。
例外とか言い出したら切りが無い。
テレビのバラエティ番組でも活躍しているYouTuberと言えば、ヒカキンくらいなものだと思う。VTuberは何かと色物扱いされやすいが、むしろそれが強みとなってリアルなタレントとの差別化に成功しているのだろう。
YouTuberがテレビに出てこないのは実力云々というよりYouTubeだけで生活が成り立つからで、別にいい。VTuberは捉えようによってはギリゴールデンタイムのニュースゼロにキズナアイが出ているくらいで、後は深夜ばかり。この状況でテレビで活躍しているとは言えない。「色物扱い」が「強みとなって」いるケースが知りたい。*4
そのうえさらに、VTuberはソーシャルゲームとの相性も非常にいい。(中略) なお『テクテクテクテク』の失敗については、VTuberとのコラボはあまり関係がないだろう。
ここ最近の「とじとも」「コンパス」「アズレン」でファンの反応見ていたけど困惑していたやつが結構いた。V界隈ではアニメキャラとの親和性が高いとか言っているけど、アニメキャラよりも拒否られてるっぽいぞ。反応が芸能人コラボと近い辺りやっぱ人じゃん。
内容についてだけど、 「現実逃避」と「前向き」は全然違う。この手の楽観論については正直疑問点しかない。*5
スパチャ額が上がった事については「全体」で見ていてビルゲイツのいる州だけ平均収入はめちゃくちゃ高いが、ビルゲイツ除くとめちゃくちゃ低くなるみたいな匂いを感じる。
経済効果がどうのこうのも、ファンが金を出す→ファングッズばかり作る運営→ファンしか買わない→ファンに向けた配信→ファンが金を出す……みたいに内向きすぎて、同じ金が同じ界隈をグルグルしているだけだと思う。その上YouTubeが手数料を持って行くという搾取構造にある時点で先が無いと思う。
あとビリビリ動画(中国)が話題にあがる事が多い。たしかにそれは強みかもしれないけど、中国で日本文化に興味があるような人達はよくも悪くも「お坊ちゃん」なので、庶民の感覚とは違うって事を理解しておかないといけないし、その中でVTuberに興味を持っているのは内面は俺たちみたいなキモオタ、外面は外国人特有のアグレッシブさを持つ存在なわけで厄介度が違う。*6ファン層を広げるのはいいが、単なる数字じゃなく人なわけで、同じようにはいかないし、それが原因の人間トラブルも何か多くなってきているように見える。
動画勢には関係の無い話でした。