視聴者の責任?

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 新手の内部告発。運営を敵に回さず内情を暴露しているので、狙ってやったのなら天才的。狙ってなかったのなら色々アレ。なんかはてブの方が盛り上がっているので特に言う事はないかな。

 


ファンの言うことに悩まされて引退しちゃうVTuberに伝えたいこと 【VTuber / 烏丸さき】

 

 VTuberを追いかけるのがきつくなってきた理由のひとつに、視聴者への要求がめちゃくちゃ多い事が挙げられる。この動画とか「返報性の原理」を持ち出しているけど、視聴者と配信者を置き換えたら完全にブーメランになってないか?

 

 「みなさんの力ください」「でも要求には応えられません」って普通に面倒くさい。*1双方向性とやらを売りにしているせいで、厄介ファンが沸くんじゃないのか?「俺はこれがやりたい!」とか「私はこれのすごさを伝える」とかそいつ自身の力で戦えば、勝手に視聴者はついてくるし、普通のYouTuberはそうしている。視聴者だけ集めて「みんなで盛り上げてね」とか人を選ぶに決まっているし、それなら身内だけでやっていればいいじゃん。

 

 既存のファンが太客なのは認めるけど、その太客が厄介ファンである可能性もある。私のように一銭も払わないクズなら簡単に切り離す事ができても、貴重な収入源であった場合そうもいかない。構造上そいつが給与くれる上司みたいなもんだよな。だからファンが力持って、運営企業の力が弱いんじゃないか。

 

 自分が興味を持った頃ってもう少しまったりしていた気がする。作業BGMみたいな感じで気楽に見れた。けど今は「スパチャありがとうございます!」「クラウドファンディング開始!」「イベントに参加してください!」「グッズ作りました」みたいに露骨に宣伝じみてきてる。金銭的な余裕がなくなってきたんだろうけど、こっちにだって家族や友人との交友や趣味があるわけで、VTuberだけに熱を入れる事はできない。この界隈って若い人が多いし、ガチ恋多そうだから見えていないのかもしれないけど、そういうゆるい層を逃しているんだよ。ゲームやアニメにもキモいガチオタいるけど、ゆるい層にも視野が向けられている。

 

  というわけで「お前客じゃねーから(笑)」みたいに感じる事が多くなったので、あんまりVTuber見なくなった。私は「要求通りにしてほしい」わけじゃなく、「予想を裏切ってほしい」タイプなのだが、悪い予想ばかり当たるようになってきてしまったので、なんというかもう諦めている。

*1:初音ミクは「みなさんの力ください」「要求には応えられる範囲でいくらでも応えられます」というスタンスだから野生のクリエイターが引っ付いた。VTuberはそれが出来ないんだから、自分たちのプロデュースで何とかするしかないだろう。