炎上の仕組み

 落合陽一がtwitterのつぶやき10年分をツイ消ししたらしい。何があったのか知らないが、この前の炎上が原因だったら嫌だなと思う。自分は辞めるまで許さないという思いはないので、日馬富士が横綱辞めるみたいな時もめちゃくちゃ複雑な心境だった。政治家とかにもよくあるけど、辞める事が責任を取る事みたいな文化がよくわからない。*1

 

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【なぜSNS上で文脈にそぐわない切り取られ方をされて燃え始めるのか考えてみた(随時更新)より引用】

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  炎上の最中にリツイートされていたリンク先にこの図があった。最初に見た時はわかりづらくて「何じゃこりゃ」と思ったが、冷静に考えるとこれを使うと誤解なく説明できるんじゃないかと思ったので、お借りする。

 

  飛び火とも言える炎上は「DJ社長!」というツイートが紫の「意識の高まり」に見えたというところが出発だと思う。問題はその後の対応が、青の「理解者」になってしまった事だと思う。落合陽一に求められていた対応は、Cしか知らなかったというスタンスで関わらない(ピンク)か、左下の「詳しい人の建設的議論」*3で話を発展させるべきだった。「レペゼン地球の理解者」っていうのが相当イメージを下げていると思うのだが、なんか本人は何が問題なのか分かっていなさそう。

 

scrapbox.io

 こちらの解説を見ると、「理解者」と「意識の高まり」には明確な違いある。これは体感的に理解できるというか、自分がオレンジ(意識高い嫌い)になりがちなのは明らかに紫(意識の高まり)のせいである。

  

 ただ、炎上の時にこの青(理解者)と紫(意識の高まり)って区別できないんじゃないか?自分が見た炎上の中には「この人、妄信的じゃなくね?」みたいな人が盲目信者みたく扱われていて驚いた事がある。火が点いたら視界が単純化されて区別できなくなってしまうのでは?だから区別できない中の立ち位置が変わっただけでは、外からの印象は変わらない気がする。

 

 もっと言うとレペゼン地球はAやBを本当に知っていたのかな?という疑問がある。マキシマムザホルモンとかと関わっているので、何らかの才能はあるのかもしれないが、「にわか」からすると、ノリでC!って言い出したようにしか見えず、そこまで考えて情報発信したのか疑問。本当は紫の情報発信を青だと思った落合陽一が勝手に評価しているだけじゃないのだろうか。

 

  発信する側のハードルが下がっているせいか、青(理解者)のフリをした紫(意識の高まり)っていうのがなんか意外と多いというか、AやBを知らないのに情報発信する人はいる。何も考えずにCってやって、よくよく考えていると浮いているような、本当に理解しているんだろうか?っていう発信者は多い気がする。

 

 落合陽一もファン層に紫の人が多い印象だし、考え方も合わない部分もあるけど、真面目すぎるインターネットに息苦しさを感じていそうなあたりは何かわかるので、敵ではないと思うんだけどな。

*1:何も解決してなくね?っていうモヤモヤが残るというか。

*2:問題あったら自作のに差し替えます。

*3:自分が言っている身内からの指摘ってこの薄紫の人の事なんだけど、理解されていない気がする。