リュケイロム・エル・ケル・グランバニア事件

 

 2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会さまを提訴しました。

テキスト版です。https://yahoo.jp/box/gAtAMI 

すみません、間違えたのじゃなくて、こちらをよろしくお願いします。

 

 なんか最近こういうトラブル多くね?

 

 もともとこういう系統の知的財産再利用系に懐疑的だった人間からすれば、あり得る話だなーとは思う。ただ、心が汚れきってしまっているので、炎上商法にも見えてしまう。

 

  試写会には参加しているのだから、もっと早く行動を起こす事もできて、映画の評判を落としたいのなら公開前にやるはず。映画の内容が賛否両論であるタイミングで、原作ファンが否に回る中、世代直撃の久美沙織が出てくる。言っている内容も金銭を要求せず、クリエイターやアクターへの負担が考慮されていて、要望はクレジット表記という軽い物というのが、プロレス感がある。狙ってやったのならレペゼン地球の100倍頭いい。……もちろん、そういうのじゃなくガチなやつだったらごめんなさい。

 

 個人的に嫌な予感がするのが著作権が絡んでいるという部分。著作権は無法地帯になるのも望ましくないけど、あんまりガチガチのルールで固めるのもつまらない世界になる。

 

 RPGツクールでプレイヤーが作った作品はプレイヤーにあるというのは分かる。ただ、スプラトゥーンで広場やステージに現れるみんなが描いた「絵」に著作権があるとするとゲーム実況とかでそういうのが映っちゃっている物は全部アウトになってしまう。あとはキャラクリで作った外見とか、頭上に表示されたキャラクター名にも著作権があるとかなったら、オンラインゲームの動画は全滅。*1

 

 幸い(?)な事に今回論点になっているのは「小説」と「映画」で、これまでにゲームのノベライズを手がけてきた理解ある人だから、ゲームに敵意があるわけじゃないと思う。ゴールがわかりやすいんだから穏便に済んでほしい。

*1:だるまの目の著作権は誰のものか?