日本ゲーム盛返史1991 ー 2018(その13)

※以下の文章は、おっさんの個人的な思い出語りであり、多くの事実誤認が含まれている場合がございます。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル

 2003年は自分にとっては不作の年だった。私生活がいろいろ大変で私の面白いものに対する嗅覚が鈍っていたという事もあるのかもしれない。

 「DOAX」や「SIREN」なんかは結構印象に残るが、ゲームとしてはどうよ?って思うので、ゲームとしてまぁまぁだったFFCCについて語りたい。

 FFCCはどうぶつの森をRPG化したものだと思っている。基本的に村に家があって出稼ぎに行くみたいな単調なゲームである。

 このゲームで私が面白いと思ったのはダンジョンでの役割である。たとえばFFシリーズでおなじみの回復魔法「ケアル」はキャラクターがおぼえるのではなく、ダンジョンに落っこちている玉っころを拾ってケアルが使えるようになるというシステムだ。回復役が決まるのがダンジョンに入った後というのが、何というか新鮮で面白かった。