2020年超個人的メモ10「ゲーム周辺」

推敲なしで書いてます。あとで追記するかも。

 

www.itmedia.co.jp

最も遊んでいるゲームタイトルのランキングは、1位が「フォートナイト」(22.1%)、2位が「Minecraft」(17%)、3位が「あつまれ どうぶつの森」(14.1%)という結果に。以降、「ポケモン」シリーズ、「マリオ」シリーズ、「スマブラ」シリーズと続くが、いずれも割合は10%を切った。

 

・小学生が遊んでいるゲームのデータ。大人のゲームユーザーとの断絶が大きいのでは?*1

ポケットキャンプみたいなゲームもあるから一概には言えないが、スマホ向けはツムツム1.6%、モンスターストライク1.1%と少ない

・上位のフォートナイト、マインクラフトはマルチプラットフォームのゲーム。4割近い小学生はハードではなくソフトを重要視

・同じくフォートナイト、マインクラフトは海外発のゲーム。もはや国産ゲームは脇役

・どう見てもSwitchで遊べるゲームばかり

 

・日本において据え置き機はオワコンになりそう。*2

・若年層、テレビ(NHK)嫌いすぎ問題。

www.infocubic.co.jp

YouTubeサイトへの全トラフィックの内、14.8%はアメリカからです。続いてインドが8.1%、3位には日本が4.6%と続きます。インドが2位であることは容易に予想がつきますが、日本が3位であることについて意外な人も多いのでは?

1人の視聴者がYouTube動画に費やす一日の平均時間は11分24秒であると報告されています。2018年は8分41秒であった事を考えると、利用人数だけでなく視聴時間も確実に増加しています。

多くの視聴者は、1日に複数の動画を視聴しています。平均の視聴動画数は6.5個。視聴者は、常に魅力的な新しいチャンネルを探しています。新しいチャンネルを探すときに役立つのは、上記で紹介したYouTubeアルゴリズムによる関連動画です。そういった意味でも、YouTubeアルゴリズムに好かれることは、非常に重要です。

 

・本国アメリカやビジネスパートナーかつ人口の多いインドのYouTube利用率高いのは理解できるが、日本人はそれらに次いで利用率が高いのは驚く

・視聴時間と視聴数から考えて、1~2分の動画を6~7個見るのが平均ユーザー。*3お気に入りの投稿者がいて毎日10分以上見ている層はヘヴィユーザー。1時間以上の配信を見てスパチャしていたらもはや廃人。

 

playboard.co・今年(2021年)になってもPS5で遊べるゲームが無いみたいな話があるらしいが、そもそも30代以下はテレビ見なくなってきている(参考:UUUM:20年5月期 2Q決算説明資料)ので、高画質テレビを必要とするPS5の需要がないのでは?*4

 

・未だに「PTA」vs「オタク」の図式の人がいるが、最近の親はむしろ「意識高い系」であるように思う

そーなのかー!ビデオゲームは対PTA用の文章。そのまんま兵隊ゲームであるフォートナイトが流行ってしまう時代に「兵隊になることを拒否」してきた歴史を語ってもしょうがない*5

・意識高い系の親にとってゲームは「頭をよくするもの」「お金を稼ぐ手段」であって倫理観とかどうでもよさそう

・一部マインクラフトユーザーの放つ空気感がまんまドラクエFFユーザーに対してマウントをとっていたWIZARDRYユーザーに近いものがあり、そこら辺が意識高い系っぽくてキツいものがある

・マインクラフトは知育ソフトとして優秀らしいが、私は頭をよくするためにゲームをしているのではなく楽しみたいからゲームしたい。上記のゲームがつまらないとは言わないが「意識高い系ゲーム>娯楽ゲーム」にはなってほしくない *6

・今まで日陰者として扱われてきた反動なのだろうけど、東大生がゲームするみたいな特集も同様の理由であまり好きではない。*7

・あとeSports系も意識高い系っぽく感じる

・「空気感」という曖昧な表現になってしまうが、eSportsが中高生を中心として盛り上がっているのでスポーツ部っぽい空気感がゲームに入り込んできているように思う。

・対戦ゲームを遊んでいる方がソロゲームを遊んでいるやつより上みたいな。*8運動部入っているやつの方が図書委員やっている陰キャより上とか言われると「そうかぁ?」と疑問に思う*9

sudzuking.hatenadiary.com・小学生が遊んでいるゲームは「シミュレーションゲーム(PCゲーム)」の流れのゲームばかり

アドベンチャーゲーム自体はオワコンではない。UndertaleやDDLCみたく「海外」に受け継がれている。原神やゴーストオブツシマといったゼルダBotWの影響を受けたゲームも「海外」から出てきている

 

IPビジネスが本当に上手くいっているのか謎

・ラスアス2とかサクラ革命とかもそうだが、今年(2021)のダイパリメイクまで荒れるとか

wikipediaソースなので話半分に聞いてほしいが、マイクラの作者は「著作権物の共有を主張する海賊党の支持者で、ゲーム会社の版権商法について厳しい批判を展開している」らしい

www.pcgamer.com

torrentfreak.com

 

・ゲーム企業は対戦ゲームの方がコミュニケーションがとれるからいいゲームだと思っている節があるが、ユーザーからするとあまり楽しくない事に気づいてしまった*10

・対戦ゲームプレイヤーは自分より弱いやつにマウンティングしてイキり散らかしているだけのように感じる

・「下手」から「やや上手」にレベルアップするぐらいが一番面白い。あるていど強くなるとHUNTER×HUNTERにおける新人つぶしのトンパみたいに弱いやつに強く、強いやつには勝てなくなる。これ以上努力するとつまらなくなる世界=プロの世界を目前にしてダラダラエンジョイ勢or引退

・レートとかランクを採用しているゲームでは同レベルの相手と戦えるが、人数が多いことが条件。過疎ってくると実力差がある相手にボコられるかマッチングしなくなってつまらなくなる

*1:プリコネのユーザー層については「30歳前後の男性が多い印象です。ただ、高校生の男の子や、女性のユーザーも少なくありませんので、20~30代の若者を中心に幅広い層で遊ばれていると思います。」らしい。

*2:ニュースで聞く限りソニー任天堂も好調らしいのでしばらくは安泰だろうけど

*3:もしくは休日に一気見程度。

*4:PC用のディスプレイ――とか言い出したらPCだけでいいじゃんという話になる。

*5:まぁ、フォートナイトは大工ゲーなので他のバトロワよりかはマシとも言えるが

*6:脳トレの効果に関しても私は懐疑的だが、あんまり敵を増やしたくないので深入りしないでおこう。ちなみに某脳トレゲームは暇つぶしに遊んでいるのでアンチじゃないです。

*7:説明するまでもないがゲームで遊んでいたら東大行けるようになったわけではない

*8:京アニがあんな事になった事や麻枝准がアニメ進出で評価を落とした事でkeyひとつ見てもアドベンチャーゲーム時代が「古いもの」みたくなりつつある

*9:スクールカーストみたいだが、そんなところまでアメリカに毒されなくていい

*10:スプラ2におけるサーモンランのように楽しめるものもあったが、あれは「対戦」ではなさそう

2020年超個人的メモ9「YouTube大学」

 

中田敦彦に関して妙な擁護しなくてよかったーという感じ。

・見始めた頃はチャンネル登録者数とか隠していて*1私の理想を実践している数少ないYouTuberだったのに、登録者多かった事を公開してしまい残念。*2

・最近は見ていないが、見なくなった今の方が再生数稼いでいるようにも見えて、世の中わからない事だらけ

・自分が見ていた頃の話なので情報が古くなっているかも

 

・ゲーム実況動画に近いと思った。30分近い動画はYouTuberに少ないだけで、ゲーム実況では普通

著作権的にグレーなゲーム実況と比べると、著作物そのものではなくホワイトボードを使っているので比較的クリーンなイメージ

・「驚き」など「リアクション」をとりながら紹介するのは新鮮。よく比較される池上彰は「知っている人」として登場するのでこの特徴はない。「*3

・ゲーム実況はゲーム苦手な人でも見るように、勉強も自分の代わりに反応してくれる人がいることによって関心を持たれたのではないだろうか?

・自分が見ていた時は「講師です!細部は違いますが、情熱を応援したい!自ジャンル扱ってありがとう!例え方など参考になりました!勇気をもらいました!」みたいなコメントが割とあって、大人も見ていた

・明らかに中田よりも知識ありそうな層からのアドバイスも多く、信者的ではなく建設的な意見も多かった。

・炎上の対応さえ間違っていなければ、コロナ禍でオンライン授業をやる際に多くの講師を勇気づけたんだろうなと思ってしまう。

 

・ご存じの通り批判が殺到したわけだが、「批判の仕方」があまりよくなかったのか「本人の人格」に問題があるのかわからないが、状況は(個人的見解では)よくなっていない*4

・誹謗中傷と批判は違う!という事を持論で語る人達は多いが、「批判」と「否定」は違うという事を語る人はあまり見かけない

・「否定」から入ってしまった――あるいは否定と捉えられたために信者側の「肯定」と対決になってしまった。

・わりかし中立の人達が去って行き、コメントの雰囲気も変わってしまった。*5否定的なコメントも削除する方針らしくそこはマイナス・(コメントにハートをつけるというカジサックを師匠と言っているのに))*6

 

・炎上後は「参考文献を明らか」にする事と、著者に動画を見てもらって「監修」してもらう事にしたらしいが、本紹介系YouTuberみたくなってしまった

・本紹介系になって胡散臭さが増した気がするが、そもそも本だけで情報収集するべきではない。(詳しくは後述)

・本紹介系ならサラタメさんみたいなタイプが既に存在するからいらないというか。サラタメさんが面白いのも自分の体験談や価値観を語るから面白いのであって、書籍自体はサブという認識

・気がついたら「面白い」じゃなくて「わかりやすい」が評価されてる

・個人的に「教育系」に求めるのは「オールの使い方を教える事」であって、自分一人で湖を泳いで紙に「手書き地図」を書く事ではないと思う。オールさえ渡せば生徒は勝手に泳ぎ出すと思う*7

・ただ「オールの使い方を教える事」にもくそ真面目な人がいて、「お前みたいな素人が教えて子供が溺れたらどうするんだ!?」みたいな意見もある。一理ある。*8

・うまく言語化できなかったのでボツ記事にしたが、「面白さ」と「正しさ」は矛盾しないというのはアレンジの話。音楽で「メロディ」「歌詞」はそのままに合いの手とか楽器とかコードを変えても同一テーマは紹介できる。

・問題なのは音程がズレたのを同一の曲と言い張る事で、アレンジがよくてもミスはミス。中にはミスタッチも味みたいなジャンルもあるかもしれないが、ミスは不協和音で聴衆にも原作者にも失礼なのでなるべく出さない方がよい

 

・間違える事自体は悪い事ではなく、間違いを訂正しない事が悪い事。

・間違いがあったときにすぐに修正できるのがネットのメリット。*9なのに間違いを認められない頑固な人が多いという矛盾*10*11

・炎上があった時に長期間放置しすぎだと思う

・後に同一テーマで動画を撮り直したみたいだけど、あまりにも時間がかかりすぎて火をつけた人達の関心はなくなっていた。

・仮にもYouTuberを名乗るのならフリーソフトでいいから動画編集で訂正情報を挿入するなり対応してほしかった。どっかの制作会社に外注していて自分たちでは映像編集できないのかもしれないけど。

・炎上動画は非公開にして様子を見るべきだった。再生数稼ぎの炎上商法だと思われても仕方ない。

・友達にオンラインサロン系が多い*12からその影響を受けているのかもしれないけど、謝る事はかっこわるい事じゃないと思う。オンラインサロン系は「俺様系」なイメージが強すぎる。*13

 

・知識というのは奥さんみたいなもので、長く連れ添っていてもこんな側面もあったのか!と惚れ直すことができる

・今の中田がやっていることは次々と新しい女に手を出しているだけでいつかネタがつきそう*14

・同じ題材だからつまらないわけではないのに、訂正したり更新しないのはやっぱり違う


・ここから先は「批判者」に思うこと

中田敦彦イスラム教徒を怒らせた!みたいな話があったが実際のところどうなのだろう?

 

 

 

・飯山陽氏を親イスラムだと思っている人は多いかもしれないが、上記の引用を見る限り、そうでもなさそう。*15

・研究者はメディアや信者ではない。別に対象に媚びを売る必要はない

・ペット関連の仕事をしている人が動物を大切に扱うかというとそうでもないし、牛肉屋は牛肉が好きなのであって牛が好きではない。命の選別をする医者もいるし、少数民族の墓から遺骨を持ち去る教授もいる。

・もちろん相手の人格を見て意見を聞かないというのはよくない。「批判している方がおかしい」から「自分は正しい」とはならない。言っている「こと」を聞くのが大事

 

 

バカが自分より少し物識りなバカの話を聞いてときどき少し賢くなるならバカには上出来。批判する専門家を自称するのも似たりよったりのバカ揃い。バカに厳しい身のほど知らずのバカの方がよほど軽蔑に値する。#みんなちがってみんなダメ

 

・私はこの界隈に詳しくはないが、中田考氏と飯山陽氏は犬猿の仲のように見える

中田考氏はイスラム寄りというか、イスラム教徒そのものというか、そういう立ち位置の人なのに上記の発言は冷静に見える。

・これを見る限り本当に怒っていたのはイスラム教徒だったのだろうか?疑問が残る

 

 

・普段面白ツイートしている人が意外と深い話をするTwitterあるある

 

 

note.com

 ・ここら辺も話が複雑になってくるのでうまく言語化できないが、宗教的、政治的な正しさと分けるのが難しくなってくる

・教科書に書かれている内容は「正しい」とされているが、戦時中の天照大神が乗っていた頃とか、鎌倉幕府が1192年ではなく1185に変わったことなど、教科書自体が間違っていた過去がある

学者や研究者のいる世界は天空の世界で、我々は大地にいる。学者達はA、B、C複数の説から選択式だが、高校以下の教育は教科書を元にした「正しさ」であり選択の余地はない

・天上の世界にいる人達にとって複数の説が見えているので他者への批判すら容易ではないが、絶対な「正しさ」があると思いこんでいる地上のものたちほど答えが明確であるため他者を批判しやすい*16

・「ABC諸説あるものでAをえらんだこと」と「誤字脱字などの明らかな間違い」は違うのだがごっちゃになって議論されているような気がする。

・後者については動画じゃなくてコメントなどで訂正しているが、見逃してしまう可能性を指摘されている。先述したように「一度抱いた女には興味がないのか」という話で何度でも撮り直せるくらいそのジャンルを好きになってほしい。浅いし、ネタにしたかっただけにしか見えず、ガチでそのジャンルが好きな人には不快になる*17

・前者については複数の書籍を紹介することで回避しようとしているが、そもそも怪しげな情報を紹介する事自体よくない人と思っている人が批判しているイメージ

・逆に、怪しげだが両論を併記しろと怒られているケースもある。5Gの危険性も伝えろ!といって電波の危険性を紹介しろという批判もあるが、これはデマの可能性があり、これを紹介したら紹介したで叩かれそう。

Twitterでは中田敦彦を見てないアピールして賢さを示す人間がいるが、30点の人間が50点の人間を批判したら60点になるのではなく、30点は30点。

 

・「情報はお金を払って得るべきで動画で無料で得るな」という意見にはあまり賛同できない。そういう考えがあるから情報商材がはびこる

・悪い情報が簡単に伝搬しやすい時代に「いい情報」だけがお金払わないといけないとなったら世の中愚かな行動をする人が減らない。

・いい情報、広まってほしいことほど無料にしてネットに集めるべき*18

・書籍は学問というより宗教的、政治的な側面が強い。*19最近の本屋で自己啓発本が多いのも不思議はない

・私は図書館を利用*20していたが、図書館には「○○市の歴史」みたいなどう考えても全国で売れなさそうなマニアックな本が所蔵してある。「売れる売れない」と「知識」は別物だ

 

 ・一部板垣退助の子孫とか言われているのは笑った。

 ・おまえ上級国民だろ!という新手のdisり方。これといった実害もなく名誉毀損にしづらいのでは?

 


【伊沢編】QuizKnockの本棚

*1:Twitterもしてないし

*2:批判に耐えきれずマウントとりたくなったのか?と邪推してしまう。

*3:解説」系の雑学動画はたくさんあるが、「実況」系の雑学系動画は少なく感じたので新鮮

*4:お財布事情とかはよくなっているんだろうね(遠い目)

*5:肯定>意見

*6:……まぁ、でもYouTuberっぽい対応

*7:キリスト教でもない人が聖書をざっくり読んでざっくり紹介してたらそりゃ胡散臭い

*8:転びながら自転車の乗り方を覚えたみたいな理屈が通用しない時代になりつつある

*9:書籍とかだったら回収大変。テレビなら誤った情報を流した時間と異なる時間に訂正情報を流さないといけないので誤情報を受け取った人に届かない恐れがある。

*10:いつだったか岡田斗司夫のニコ生でビートたけしの間違いを指摘できない芸能人とか、「シンゴジラのテーマだ!」という芸能人に対していやいやそれは「宇宙大戦争のテーマ」なんだけど仕方ないかみたいなオタクマウントしている回で、岡田自身がミスをして視聴者が指摘したというネタ回があった

*11:TwitterYouTubeはいいね!をはじめとする妙な「数字」がひっついているので削除したくない人が多いのかな?

*12:プペルとか褒めてるくらいだし

*13:ホリエモンキンコン西野、落合陽一あたりとかだったら理解できないやつがバカだと言いそう。

*14:一度抱いた女には興味ないのか

*15:どうでもいいけど、この人「東浩紀」「ひろゆき」「三浦瑠麗」「糸井重里」「鈴木福くん」……といった広範囲に噛み付き亀していて笑った。私などまだまだ、上には上がいた。

*16:さきほどのイスラム云々でいうと飯山陽氏は天上にいるはずだが地上的な批判をして地上の人間達もそれに加わった、中田考氏は天上から見ているのでみんなダメといっているのではないか

*17:この辺もゲーム実況に似てる

*18:だからこそ悪い情報は訂正していく必要がある)

・別に出版業界をつぶしたいわけではない。売れる本は「知識」で売れているのではないと思っている

世界で一番読まれた本は聖書。二番目は毛沢東語録、三番目はハリーポッター。「学術的」に正しい本ではない。((日本だと漫画が一番読まれているのだろうか?

*19:お守りみたいなもん

*20:こんなご時世で行けてない

2020年超個人的メモ8「脱糸井重里」

・ことばのプロなんていなかったね

・こちらが先に刀を置いても、向こうは振り続けた挙げ句死体蹴りまでしてくるのはムカつく。「僕のは槍だよ刀じゃないよ」みたいな詭弁はうんざりだ

dot.asahi.com
・森を見ずだけを見た場合糸井の発言はおかしくない

・しかし、薬として出す相手とタイミングを間違えているのではないか。それは万能薬ではない。

 

note.com

 

・この発言は東日本大震災当時のツイートで、2020年に医師の岩田健太郎氏がダイヤモンド・プリンセス号の感染対策について告発した時にリツイートされたものである

・「ぼくは」とついているので、そんなに気にならなかった
・「人」に強要しているわけでなく、「自分は」そういう選択をすると受け取った。

 

 

matomedane.jp

・数ヶ月後、糸井はDV被害女性を嘘つき呼ばわりした幡野広志氏をえらんだ

「よりスキャンダラスでないほう」→×「嘘」という不正を暴き、ネットに晒す
「より脅かしてないほう」→×質問者が望んでいないであろう回答
「より正義を語らないほう」→△正義とは何か?
「より失礼でないほう」→×悩みを持っている女性に対して失礼な態度に見える
「よりユーモアのあるほう」→×「和ませる」の真逆の下品な笑い

・すでにさんざん指摘されているだろうけど、これでは言っていることとやっている事が違う。

・教義を自分を律するために使うやつはわかる。周囲を巻き込むが自分に厳しいタイプもウザいが理解できる。弟子に野菜しか食うな!と言っておきながら自分は余った肉を食う教祖は最低最悪である

 

糸井重里は「告発」が嫌いなだけ。言葉や理屈は後付けでしかない*1

・糸井はVTuber見てるっぽいからあえて言うが、任天堂が認めた「いちから」を攻撃してきた鳴神裁とか嫌いだろう

・でも幡野氏がやった事は鳴神が牡丹きぃにやった事と大差ない。しかも、向こうは「他のリーク者」の存在があったが、こちらは主観。「よりヒドい」*2

・糸井自身が同調ゾンビと化してないか?

 ・糸井の発言以降、「正義」をいぶかしがる態度が広まり、「正義中毒」という言葉が作られてしまった*3

・私からすると正義は「宗教」と同じく完全に消し去る事はできず、誰でも持っているものだと思うのだが、「よくない物」として、相手を叩くために使われてしまっているように思う

ジャンプ認めない世代の人にあえてこういう事を言うが、ジョジョ第1部に出てくる主人公の父親ジョージ・ジョースター的なポジションでズルいと思う。

 

dic.pixiv.net

konachi.net

・意識高い系界隈では「GIVERであれ」みたいな事言われがちだが、ジョジョ第1部はTAKERであるディオ・ブランドーとの戦いの物語である

・序盤の方で、ディオがジョジョの思い人であるエリナに強引にキス*4をして、それを知ったジョジョがディオを一方的に殴り、それを見ていた父親(ジョースター卿)がジョジョに注意するというシーンがある

ジョースター卿はGIVER的で単体では問題ないが、客観的にみたらディオの味方をしてしまっている*5

 

・ケースバイケースで一概には言えないが、「アンチ」と呼ばれる人がすべてTAKERなのではない。むしろTAKERっぽい人に対してMATCHERが怒っているケースが増えた*6

この記事でも少し触れたが、昔は今ほど貧乏人や営利企業は介入せず会費型の対等なユーザーが多かった。「乞食」「ググレカス」と言った言葉があふれていた時代でTAKERを排除していた。*7

・今は嫌嫌儲みたいなものが生まれている。当初の「嫌儲」がアフィブログのようなTAKERを嫌っていたという事を忘れて

・さらにアダム・グラントによるとTAKERはMATCHERには勝てないらしく、言ってしまえば過去にMATCHERにいじめられて追い出された存在ともいえる。「イジメヨクナイ」思考が強まったのでなおさら追い出しづらくなった*8

・こうして相手がTAKERなのかMATCHERわからなくなった人達により人狼が始まっている

 

・そもそも糸井が選ぶ方を世間は選んでいるのだろうか?

・例えばYouTube糸井重里が選ばない方が生き残っているように思う。

・規約が厳しくなったからか、シバターは正論おじさんになってしまったし、コレコレはタバコポイ捨て注意や駆け込み寺と化している。ヒカキンも都知事と対談や医療従事者への支援とか行っている。*9

・糸井が選びそうなYouTuberはMEGWINだと思う。「告発」された側だし悪ふざけとユーモアだけの人間。正義のイメージない。

・けれどもMEGWINは悪ふざけの度が過ぎて誰からも相手にされなくなってしまった。

・いい事なのか悪い事なのかわからないが、世間は変わってしまったし、例のツイートは現代人の心には全然響いていないように思う

 

人は「選択する側」に回ると、王者とか貴婦人のような支配階級になったような錯覚をしてしまい、実はものすごく奴隷的価値観で生きているのだという事に気づかなくなる。

・「よりマシ」思想は実は間違いだったのではないかと思い始めている

・「人殺し」より「泥棒」はマシ――は事実かもしれないが、泥棒も社会を壊す人なので長い間おいしい思いをさせ続けるのはよくないのではないか。*10

 

www.hirokatz.jp

 

・すっかり炎上芸人と化してしまったけれど糸井の本質は何も変わっていない。ゼロ年代ほぼ日刊イトイ新聞トップには以下の言葉があった

「いつか無くなるものを求めちゃいかんのだよ。
無くなるものは、求めるためではなく、
そいつで遊ぶために、この世にあるんだからな」
(セフティ・マッチの金の言葉より)

・「いのち」もいつか無くなるもの、遊ぶものに過ぎないのだろう
・私は仏教的な意味で「求めない」ことまでは理解できる。遊ぶことはできない。

*1:告発する側はそれまでに「失礼」なことをされ続けてきた人多い。目上だから「失礼」というのであれば納得できない。

*2:あの騒動でたぶん糸井はV界隈の中でも少数派の植木を擁護する人間だっただろう。……実際には一切関心なく、全員が苦しんでいる騒動には関わらず、スパチャで1億超えするVTuber登場みたいなツイートがバズりだしてから、任天堂のお友達企業を応援――という形で胡散臭さしかないけど

*3:これについて深く語ると長くなりそうなので出来たら別記事

*4:ディオのやった事は信者には「おれたちにできない事」らしいが、ただ単にキスをしただけで、言うほど「できない事」ではない。信者フィルターを通すとお坊ちゃん(実は貧乏人)が庶民の女にキスした!俺たち童貞にはできないすごい事だー!みたいな事なんだろうけど

*5:そもそもディオを招き入れたのも彼

*6:社会の過半数はMATCHERであり、「やられたらやり返す」という半沢直樹のような人が多い。「アンチ」はあなたが思っているより多いかもしれない

*7:頭おかしいやつも「おかしいけれどGIVER」みたいなやついた。

*8:「排除」が正しいのかどうかはとりあえず置いておいて

*9:ツイ消し済みだけど、放●能ツイートとか糸井重里はどう思うんだろうか?

*10:ここ数年の政治を見ていると特にそう思う。

2020年超個人的メモ7「装飾動物」

推敲なしで書いてます。あとで追記するかも。

 

・装飾にダマされていないか

・テレビなどでは「ライオンに襲われた草食動物が運良く逃げ出す」映像が衝撃映像として流される事がある
・しかし、ライオンは狩りに失敗する事が多い(成功率20~30%)

・珍しくも何ともない映像が衝撃映像として扱われている

・人類ネコ好きすぎ問題。ライオンを神としていた部族の子孫なので百獣の王として神格化されてしまった。

 

・ブタは体脂肪率低い(約15%)
・横取りより自分で獲物を捕まえる事の多いハイエナ(ブチハイエナ

・刷り込みにより、装飾ありきで世界を見過ぎている

・装飾は時代と共に変わるが、本質は変わらない事が多い

2020年超個人的メモ6「逆張り」

推敲なしで書いてます。あとで追記するかも。

 

逆張りアンチは操作しやすい
・「A」と「B」という2択がある。茨の道であるBを相手に選ばせたいときは、自分はAを選ぶ

・相手は勝手に自滅する
・ただし頭のいい的確なことをいうアンチにはきかない