2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ東京にあらわれたのか?【ゴジラ1954】

初代ゴジラという作品は非常に政治利用されやすい作品である。皇居を壊さなかったという点から日本兵の英霊だ!という意見もあるし、水爆に対し怒りを持っているから反米だ!という意見もある。確かに「そういう見方」も出来るので一概に否定したくない。し…

原作改変【ゴジラ1954】

初代ゴジラを鑑賞してもらえただろうか?もし、終えていたのならば、次の質問に答えてほしい。「ゴジラ」の「主役」は誰なのだろうか? パッと思いつくのは、ヒーロー的な活躍を見せた芹沢博士だろう。あるいは全体を俯瞰して見ており、最後においしい所を持…

今更すぎるがゴジラ1954を語りたい

とある動画を見ていたらおっさんが、「ゴジラファン」にとって当たり前とか言って、「ウロコからケロイド状の肌になった」という普通の人間は気にしないようなところに注目していた。この時点で「ファン」というものを限定していてなんかイヤなのだが、続い…

ゴジラ映画として見るジュラシックパーク

「ZILLA」扱いされている海外ゴジラと、日本のゴジラの違いから、ハリウッド(アメリカ)と日本の違いを語るというのはよく見かける。しかし、「ジュラシックパーク」もまた、スピルバーグが作った「ゴジラ」なのだという認識はあまりされていない。「ジュラ…

日本ゲーム盛返史1991 ー 2018で言いたかったこと

大河ドラマは歴史だろうか?という問いがある。例えば同じ時代を描いたとしても、坂本龍馬を中心とした物語と、新撰組を中心とした物語では見え方が変わってきてしまう。それは、中心としたものに付随する情報、必要な情報が違うからだ。そして大抵の場合は…