ゴジラ

2020年の抱負

あけおめことよろ。要約 ゲーム ・自分はゲームファンを名乗れない ・自分が思っている「ゲームは自分で体験してこそ意味がある!」「触れる映像」みたいな価値観自体が老害的になりそう ・今の時代プロ並の実力者が1日中ゲームに時間をつぎこんでそれを全…

ニンゲンの逆襲【ゴジラの逆襲】

sudzuking.hatenadiary.com 今作は、焼き直し感が強い作品であるが、特にキャラクターはダブって見える。例えばヒロインが社長令嬢といういいとこのお嬢さんで、前作の博士の娘とイメージがカブる。また主人公達の関係が実は三角関係で、相手の男が最後は死…

今更すぎるがゴジラの逆襲を語りたい

勢いで初代ゴジラを語ってしまったわけだが、この流れで「ゴジラの逆襲」についても語っておきたい。個人的にはこの作品は幼少期から見ていたゴジラ映画なのだが、評価としては50点。好き嫌いでいうと「どっちでもない」という思い入れゼロの作品である。…

初代ゴジラとシン・ゴジラの違い

sudzuking.hatenadiary.com 長々と初代ゴジラについて語ってきたが、そもそもの発端はシンゴジラのファンによる、シンゴジラは「初代ゴジラの再現」であり、パチモンの「ハリウッドゴジラとは別物」という「正統な後継者」であるという論調に対抗して書こう…

動物たちが意味するもの【ゴジラ1954】

初代ゴジラは非常に上品な作品である。特に映像はメタファーを巧みに使う事によって深く、それでいて押しつけがましくない作品になっている。注目してほしいのは「動物」の表現である。 初代ゴジラに出てくる動物は人、ゴジラ、鳥、魚である。観客が喜ぶから…

呪われた主人公【ゴジラ1954】

主人公の造形には大きく分けて二つの形がある。一つは観客が共感できる個人的な悩みを持つ「共感型」の主人公。もうひとつはその作品の世界が抱える問題をどうやって救ったらいいか悩む「英雄型」の主人公。初代ゴジラにはこの両方の主人公が登場する。通常…

着ぐるみという発明【ゴジラ1954】

King Kong (1933) - Kong vs. T-Rex Scene (4/10) | Movieclips Godzilla, Ishiro Honda, 1954 - Tanks Attack Godzilla Godzilla Raids Again, Motoyoshi Odo, 1956 - Anguirus v Godzilla King Kong vs Godzilla - Round 2 Godzilla vs. Biollante 1989 - …

音響監督【ゴジラ1954】

1993年 ゴジラVSメカゴジラ レコーディングライブ 1/3 2作目「ゴジラの逆襲」は1作目の半年後に作られた。そのためスタッフはほとんど同じだった。にも関わらず評判は1作目ほどよくなかった。1作目と2作目の違いは本編監督の「本多猪四郎」と今回紹介…

なぜ東京にあらわれたのか?【ゴジラ1954】

初代ゴジラという作品は非常に政治利用されやすい作品である。皇居を壊さなかったという点から日本兵の英霊だ!という意見もあるし、水爆に対し怒りを持っているから反米だ!という意見もある。確かに「そういう見方」も出来るので一概に否定したくない。し…

原作改変【ゴジラ1954】

初代ゴジラを鑑賞してもらえただろうか?もし、終えていたのならば、次の質問に答えてほしい。「ゴジラ」の「主役」は誰なのだろうか? パッと思いつくのは、ヒーロー的な活躍を見せた芹沢博士だろう。あるいは全体を俯瞰して見ており、最後においしい所を持…

今更すぎるがゴジラ1954を語りたい

とある動画を見ていたらおっさんが、「ゴジラファン」にとって当たり前とか言って、「ウロコからケロイド状の肌になった」という普通の人間は気にしないようなところに注目していた。この時点で「ファン」というものを限定していてなんかイヤなのだが、続い…

ゴジラ映画として見るジュラシックパーク

「ZILLA」扱いされている海外ゴジラと、日本のゴジラの違いから、ハリウッド(アメリカ)と日本の違いを語るというのはよく見かける。しかし、「ジュラシックパーク」もまた、スピルバーグが作った「ゴジラ」なのだという認識はあまりされていない。「ジュラ…

シン・ゴジラ批評3

国立博物館が一般に開放されて間もない頃のことですが、教師に引率された中学生たちが熱心に見学しておりました。生徒たちは、ちょうど新聞記者のように忙しそうに、陳列品に付されている解説や、先生の説明をノートしておりました。しかし、生徒たちは、誰…

シン・ゴジラ批評2

前提:シン・ゴジラ批評 - 鈴木君の海、その中 批評というタイトルをつけておきながら、好き嫌いで話が終わってしまったので、なぜ50点評価をしたのかについて、この作品のいい点と悪い点について今回は語る。良1:機能性重視のアニメ風キャラクター ネッ…

シン・ゴジラ批評

前提:シン・ゴジラ感想 - 鈴木君の海、その中 もう関わりたくないと言っておきながら、まだ少し語らせてもらいたい。視聴後の印象を早く残したいばかりに、かなり汚い文章になってしまって、よその人と内容がカブってしまい、かえって作品を見ずに語ってい…

シン・ゴジラ感想

前提:私がシン・ゴジラを見なかったワケ - 鈴木君の海、その中 前提:ゴジラの再放送 - 鈴木君の海、その中 地上波でシン・ゴジラを見た。「賞味期限切れの生八つ橋」と例えれば分かってもらえるだろうか。本人がそれを食って美味いというのは別に構わない…

ゴジラの再放送

今更だがシンゴジラが地上波に来るらしい。金をはらっていないので元を取ろうという思いが無い分、好き勝手言える。 ゴジラシリーズはテレビで再放送されることがほとんどない。駄作が多いので視聴率がとれないというのもあるが、時代とともに生きた作品なの…

私がシン・ゴジラを見なかったワケ

以下は映画「シン・ゴジラ」を見た人間の感想ではなく、見なかった人間が書いた便所のラクガキである。的外れな上に、不快になる人も多いだろうから、無視してほしい。 シン・ゴジラは面白い作品らしい。ネット上でも高評価で褒め言葉が非常に多く、なるほど…