苦み

 良薬口に苦し。毒も苦い。万人に合う薬など存在しない。どんな薬でも用法用量を守らなければ毒になる。私は薬のつもりで大量の毒を作ってしまったのではないだろうか?

 

 自分が作った薬が毒として他人を傷つけてしまうのも苦しいが、自分自身も率先して薬を毒として使ってはいなかっただろうか?人を生かすための物が人を殺す物になってはいけない。

 

 本来言葉というのはふさわしい場面があったはずで、それは医者によって薬を渡されるように、言葉のプロは使い分けてきたはずだ。

 

 もう一度考え直そう。

2020年の抱負

あけおめことよろ。要約

 

ゲーム

・自分はゲームファンを名乗れない

・自分が思っている「ゲームは自分で体験してこそ意味がある!」「触れる映像」みたいな価値観自体が老害的になりそう

・今の時代プロ並の実力者が1日中ゲームに時間をつぎこんでそれを全世界に公開できてしまうわけで、仕事や学業の暇つぶしにやっている程度の素人が勝てるわけがない。*1

・ゲームの腕前がない動画配信者も「面白い」という特長がある。面白くも上手くもない自分は何をやっているんだろうと思ってしまう。

・甲子園に行けなかった高校球児みたいなもので、逆に距離を取りたくなる

・勘違いしないでほしいのはゲームが嫌いになったわけじゃない。ポケモンのキャンプカレーは癒されるし、おっさんなのでFF7のリメイクも文句を言いつつ買うと思う。

 

VTuber

・語りたくない*2

・1年前の記事とか見て、「俺は1年早くこの世界に触れてしまった」みたいな事を思う。*3

 ・全体の価値観が180度変わってついていけない。*4例えば輝夜月やねこますも四天王の中で評価が低かったけど、結果から見れば賢い選択なのでは?タレントやクリエイターの幸せという意味では一番堅実。*5

・方法論にアンチだっただけで、ゴールが同じならいいやと今は達観している。*6

 

世界史から見る日本史

・データが古いものもあるので更新優先度は高め。

聖徳太子付近で中断していたので、ミトラス神→キリスト教イスラム教→飛鳥奈良みたいな変態的な構想

・ただその先は現代史までやらなければならないのか?となってしまうとライフワークみたいになってしまうのでだるい。

・自分としては過去の話をしているつもりはなく、過去にこんな人がいたから今がこうなんだよという話がしたい。時代が求めていない物を書くつもりはないので、時事ニュースとか見ないといけないが、ニュース見ると精神的に参るという悪循環。

・面白ネタ要素増やしたいが、あんまりふざけすぎると今の時代燃やされそう。

 

そーなのかー!ビデオゲーム

・間隔がかなり空いているし、妙なキャラ設定が面倒でやる気がない

ひぐらし解→東方プロジェクトでアドベンチャーゲーム編完。

・その後、ネットワークゲーム編をやりたいが、ある意味現在進行形のジャンルなのでゴールが決まっていない。

・そもそもゲーム脳をはじめとする対マスコミ用の文章だったが、マスコミ嫌いが普通に増えた今あまり書く必要性を感じない。

・世間のゲームへの偏見が強くなったら書くかもしれないが、無いでしょ多分。

 

遊戯王TCGで学ぶ表現規制

・言いたい事言ったので終了

・残りはギャンブルはNGとかそういう細かい事なのでネタギレに陥った最終手段としては更新するかも

・表現は時代とともに変化する可能性が高いので、書いたところでどうでもいい情報だと思う。

 

ゴジラ

・自分はゴジラファンを名乗れない。シン・ゴジラを「これが俺達の待ってたゴジラだ!」って言っている人がゴジラファンだよ。

 

YouTube

・色々言いたい事あるけど、語り出した頃にはオワコンになっている可能性もある

 

マンガ・アニメ

・オタクやめます

 

異文化の攻略法

・こんなカテゴリ作った事すら忘れていた

・「異文化」と区切る事自体どうなのよって感じ

・ただ、楽しみ方を分からない人に教えるみたいな方向性は探っていきたい。

 

貶されて覚えるお絵かき講座

・プロ並の画力を追求とかではなく、絵を描くという事にコンプレックスがある人や上達しない人になぜなのか?を教える内容だったが、正直、時代に合わなくなった。

・まず「上から目線」は嫌われる。中田敦彦がなぜ受け入れられたのか?を考えた時に、この企画はやめようと思った。

 

自作

・言いたい事は作品で語れよ

 

……というわけで、過去にやっていた事のほとんどに興味をなくしている。ので、視点を変えたい。*7

 

 その他近況

・ネズミを退治するために地球破壊爆弾を使ってしまうような人がネット上には意外と多い。気持ちはわかるが応援したくはない。

Twitterはやめて正解だった。なりすまし防止のためしばらくアカウントは残しておきたい。

・前澤氏は「やらなきゃよかった」みたいな事言っていたのに、お年玉企画とかしていて「なんだかんだ楽しんどるやないかい!」って思ったけど、元気そうで何より。

中田敦彦が燃やされそうだけど、あえてスルー。*8これは「正しさ」VS「面白さ」なんだろうけど、自分はどちらの言い分も分かる。*9この二つは別に相反する要素ではなく共存できるわけで「今のままで充分」も「今のやり方が100%間違っている」も違う。私は撮り直せばいいんじゃね?と思っていてあまり深刻だとは思っていない。

・オリンピックについて何か言おうと思ったが心にもない事を言いそうなのでやめとく

・2020年といったらケムール人

・のうみそのなか見せないとか言いつつ、早速見せる矛盾

*1:最近だとポケモン剣盾のランク戦をシーズン1もシーズン2もシングルだけマスターボール級にまでしたんだけど、それで「俺強ぇー」できない。YouTubeなんかを見ても上位の人が普通に動画配信しているし、しかも発売後1週間で効率的な稼ぎ方みたいな情報を共有している。

*2:本当はYouTube急上昇にたまに出てくる「CTuber」のテイコウペンギンとか気になる。

*3:本格的な盛り上がりも5年、10年かかるかもしれないし。

*4:有識者たちは昔からこうだったよ!みたいに言うんだろうけど

*5:この2人の炎上騒動もYouTuberとして見たらかわいい方(感覚麻痺)

*6:砂利道だろうが農道だろうが混んでいる道だろうが好きなルートで向かえばよく、カーナビに従う必要はない。その結果ガソリンが尽きようと自己責任だが。

*7:苦手なジャンルに手を出してもしょうがないので、見方を変えるというか。

*8:今年は下手な擁護はせず、反論は本人に任せたい。

*9:念のため言っておくと私は「中田は面白い」と思っているだけで、正しいとは思っていない。元々知っているジャンルの話も多かったし、ん?みたいなところが無かったと言えばウソになる。ただ説明の仕方や今まで受け取ってくれていなかった相手に対して、そうすればよかったのかという発見があった。

2019年を振り返る その3~

 年末年始をブログにばかり費やしたくないので要約。何を言いたかったのかは勝手に妄想してください。

 

しゃべりすぎの1年

・人目を気にしすぎた

・ボケキャラのくせに撃たれ弱い

・空気が常に変わる環境で、空気を読み続ける文章を書く難しさ

・人目を気にしない=自己発信の情報から離れる

 

匿名は悪か?

 ・ゴキブリを倒すのに核爆弾を使いたがる人々

・実名なら人は大人しくなるのか?

・デジタルタトゥー

・訴訟よりも怖い私刑

 

企業がネットで力を持つ時代

・広告収入や案件には逆らえない

・消える口コミと増えるダイマステマ

 

物申す=かっこわるいみたいな風潮

・対等だったパソコンオタクたち

インフルエンサーは何を発信しているのか

・バズっている情報と信頼性

・プロほど素人を殴れない

・流れを遮るのはクソリプ

・モンスターになるまで誰も止められない

 

炎上は疲れた

・ネット炎上は高齢者の自動車事故のよう

・第三者チェックがない世界

・愛のある添削、愛のない批判

・誰かを助ける行動は誰かへの攻撃

・指摘はマイナスをゼロにはできるが、プラスにはできない

・物申す系はエンターテインメント、怒りの代行人は兵隊

・「常識」がわからない世界

・常識から外れる人の面白さ

・私が「当たり前」を書く理由

 

VTuber

・「応援」とは何を指すのか?

・消えた演者のファンはお祓いできない

ブラック企業を外側から攻撃する無意味さ

・9000人の動画クリエイターか?9000人の生主か?

・配信者の良さはハイコンテクスト

・画面の中、外、裏側

・タレント界のセガ

 

オタクが嫌いになりそう

・能力と人格は別

・好きを一致させる難しさ

リア充を応援したい

・異文化を知るという事

・ゲームオタクから単なるゲーム好きへ

 

田舎と都会

・手取り○○万円という流行語大賞ノミネート

・田舎と都会の時給

・ネット時代の田舎への伝わり方

・「いつでもどこでも」がもたらすコンテンツ消費の早さ

 

世代論は時代遅れでは?

老害とは何か

・若者とは誰か

・横並びのテレビと縦に深くのネット

・もし手塚治虫が現代に蘇ったら

 ・少年法は被害者の少年を守らない

 

中田敦彦に気づかされる

YouTubeは動画投稿者を「クリエイター」としているのはなぜか

 ・タレントは「使われる人」

・なぜコラボ配信は荒れやすいのか

・お笑いでもダンスでもない、「専門外」を教える理由

・YouTuberとはリアル「ごくせん」である

・素人だから持っているもの

・コメント欄に現れる建設的な意見

・深く覗いてはいけないクリエイターの裏側

 

 来年は心機一転したいので、この話題には触れないかも。年末までクソブログにお付き合いいただきありがとうございます。良いお年を。

ご指摘ありがとうございます。

sudzuking.hatenadiary.com

 言ってるそばからプロによる指摘案件を目撃してしまった。*1

 

 ごもっともな指摘を「アンチ」として片付ける人ってインターネット向いていないと思うんだけど、今のインターネットには多いよね。取り巻きによしよししてもらったり、指摘された側もプロのつもりでいる事を含めてこれが「今」って感じだよなぁ。

 

 やっぱりネットとは距離を取って正解かもしれない。

*1:念のため言っておくと、このブログではないです。そもそも見られていないので、指摘する人などいない。

2019年を振り返る その2「情報強者」

sudzuking.hatenadiary.com

 私が上記記事でやっていたTwitterの使い方は情報弱者ができる収集法であって、情報強者の側から見たら鼻で笑うような事である。この手のネットウォッチャーもどきの行為は将来的にAIに奪われる仕事なので自己満足以上のうまみが全くない。人間がやるよりAIがまとめた方が公正かつ納得できる可能性が高いので、苦痛ならやめた方がよい。*1

 

 デジタル社会のカーストは4つあると思っている。*2

 

  1. googleとかあの辺
  2. オンラインサロンとかあの辺
  3. インターネット
  4. 非ネット

 

 ネーミングのダサさは仕様です。

 

1.googleとかあの辺

  優良なサービスを提供してくれる神。しかしてその実体は合法的にプライベート情報を収集する企業である。趣味嗜好とか視聴履歴とか購入情報とか履歴書にすら書かないような情報を得ている。*3これらの情報は企業にとって喉から手が出るほど欲しい情報であり、有用。

 

 2.オンラインサロンとかあの辺

 同じ趣味で集まる集団。ややカルトっぽい。一見すると企業と似ているが、お金の流れが上から下ではなく、下から上になっているところに特徴がある。なぜか個人の名前を重要視するところに「1」との違いがある。

 

3.インターネット

 あなたが今いるこのブログとか。*4理想郷のように見える地獄。

 

4.非ネット

 いわゆるリアル。まだIT化されていない未開の土地。

 

 自分が失念していたのは、「2」が思いの他重要だったという事。よくある勘違いが世の中は3と4の対立だという見方。3にいる人達が選ばれた人達で4より上だと思っている。その流れの一つとして某政党が支持されたのではないだろうか。

 

 本当はその裏でもう一つの戦いがあったと考えるべきだった。*54から3へ行く人と、4から2へ行く人で既に別れている。そしてあなたが「ネットの意見」だと思っているものは2の一部にすぎず、広い3とは違う意見である可能性が高い。

 

  例えばTwitterは2と3の中間ぐらいに位置する。前澤氏は4から2へ行ったのか、あるいは最初から2だったのかわからないが3を軽視している。だからこそ彼の発信は3の人には反感を持たれる。*6

2019/12/30 11:38追記 すいません。ここは完全に誤認です。この文脈だと前澤氏がオンラインサロン経営者でそういうビジネスをしているかのように捉えられてしまいそうですが、ビジネス形態ではなく、どの程度ネットワーク上の情報を持っているかという点で不特定多数よりも情報強者だろうという思い込みで2にしてしまいました。冷静に考えると3に飛び込んで3が肌に合わなかった私と同じ程度の付き合い方かもしれない。彼がフォローしているのが業界関係者で固まっているのなら2のネットワークですが、大多数を意識して個人で情報発信しているのなら3に位置づけた方が適切でした。「軽視している。」は適切ではなく、「重視しているが理解できない」可能性があります。誤解を生む表現をして申し訳ありませんでした。

 

 今のネット空間で炎上がおきやすいのも、身内で固まる2が主流だからで、2には厳しい第三者のチェックがない。だから厳しい第三者視点というのが発信時に現れる。仲間内では「それいいわ」とべた褒めされた内容を赤の他人に思いっきりダメだしされるパターンが普通に増えるだろう。*7

 

 ここで注意してほしいのは、2にいるからその人が賢いとは限らない事だ。2に入る条件は金と興味だけで、場にそぐわない人間じゃない限りは誰でもなれる。俗に言う意識高い系も多い。

 

  さらにいうと情報強者と金持ちには何の相関性もない可能性が高い。というのは2にいるはずの人が何か「焦っている感」とか「声が震えて」いたりする人がいる。1はまず間違いなく金持ちで、4はネット詳しくないが金持ちがいるように思う。1も4も余裕があるように思える。一方で2や3は怒っている人が多く、満たされているようには見えない。だから2の人がいくら「稼いでます!」と言ったところで、そこを目指していいのか?と疑念がある。

 

 私は1へ行く事はできない。2へ行っても敵を作りすぎて多分輪の中には入れない。3は普通に叩かれる。となったら4へ行くしかない事は分かっている。だが、サン人すらケータイを持つような時代に、4だけの世界で行きていく事は難しいと思う。4の情報を1~3に上げるメリットは何なんだろうみたいな事を考えて、うまくイメージできないためスランプ突入。もっぱらROM専

 

 日本のネット有識者?は1のGAFAを盲信しているように見える。黒船が来ている事は間違いないが、GAFAはちょっと強すぎないか?少なくともアメリカ国民は警戒している。警戒しているからこそ、coppaによって今月12月10日にYouTubeの規約が変更されたのでは?現在のネット環境は日本史で言うところの明治政府がまだ存在せず、幕府とフランス、薩摩とイギリスみたいな空気感なのは気のせいだろうか。

 

 私にとって本当に欲しい情報は自分から情報を発信しない。*8自分から情報を発信するインターネットは自己顕示欲を助長するだけで、その結果がステマ、炎上、タレントもどき、自称クリエイターを生み出してしまった。上記のレイヤーを理解した上でもう一度ネットとの付き合い方を考え直したい。

 

2019/12/30 12:42 追記

 追記をした結果、「結局3だけでも炎上するじゃねーか」とセルフツッコミを入れたくなった。たしかに2ちゃんねるの○○板にしたって同じ趣味の人で集まったりしていたわけで、Twitterのように興味のない相手のツイートがタイムラインに流れてくるというのはかなり特殊なのかもしれない。信者ビジネスを肯定するわけじゃないけど、全く異なる価値観の人を同じ空間に入れていいのか?と考えると、確かに危ないかもしれないなと思う。

 

 電波モード全開でやっぱりスランプを抜け切れてないなと泣けてくる。何より嫌っていた意識高い系と大差なくなってきているのが悲しい。口より体を動かした方がよさそうだ。

 

2019/12/30 19:49追記

 妙な炎上を目撃してしまったから、自分もやばいやつだよなと思って記事を削除したくなる。「私は情報弱者」「デジタル上では情報弱者だけど、アナログの世界では有益な情報持てるんじゃないか」みたいにもっとシンプルに言えるはずなのに、言葉を選ぶのが下手すぎる。

*1:もっとも炎上狙いや特定の対象に甘いアルゴリズムAI(2019/12/30修正)が採用される可能性もあるので、100%信頼はできないけど。

*2:――ここで言う4つというのは私には4つあるように見えるというだけで、「虹の色は何色か?」という問題と同じく、実際にはグラデーションになっているので、数自体は覚えなくていい

*3:どんなにネット上で聖人君子を演じても、アダルトコンテンツ買っている事も、低評価しまくっている事も、水増ししまくっている事も、ばれているだろう。ビッグデータ過ぎて見てねーよと思われるかもしれないが、そのためのAIです。

*4:ただし、過疎っているので全世界に公開されているとは言いがたい。

*5:2ちゃんねるmixiみたいな。

*6:もっと厳密に言えば反感を持った人も2の中の「B」に所属しているかもしれず、2の階層でいうAグループとBグループが3というフィールドで対立するのではないだろうか。

*7:ネット上にはあらゆる場所に指摘のプロがいる。

*8:よって4にある。