バーチャルさんはみている第07話感想
何故かバーチャルさんをみている。やる曜日を覚えていなかったため危うく見逃すところだったが、静凛がYouTubeでバーチャルさんの実況配信みたいなのをやっていたおかげで気づいた。特番の前半と新OP*1は見れなかったが、一応本編は一通り見た。
なんというか思っていたよりも変化がなかったというか、もう少し「てこ入れ」があるんじゃないかと思っていたが、実際には演劇部(ゲーム部)とキズナアイが出ないという「てこ抜き」みたいな状態になっていた。*2謎の新コーナーが始まったけれどあまりにも短くて、このペースでストーリーを描こうとすると他のアニメの1話にも満たない気がする。
図1:6話のアンケート
図2:7話のアンケート
結果はほぼ同じだけど、視聴者数が減っているように見える。7000人はかなりデカいと思う。本編開始時に4F後方に追いやられるという事は人自体はいるんだろうけど、豪華メンバーが平日の深夜にわざわざスケジュール空けて来たというのにこの数字というのが、最近の視聴率取れなくなったキムタクを見ているようで痛々しい。心なしか1話で感じたオーラも弱々しくなっていないか?
図3:ゲームのために時間を延長する運営と深夜に現れる職人
一方で実験放送は過去最高(俺調べ)の3万人を達成している。「だるまさんがころんだ」がバージョンアップされていて相変わらずツッコミどころなのだが、そのだるまに対して「初見だ」というコメントが多いのに驚く。実験放送で番組があったのは今に始まった事じゃないわけで、「推し」がいなかったらお前ら見ていないのかよと思った。
VRadioとか見ていても思うけど、何か「ウチの子かわいい」の集合体のように見える。*3推しの目の前ではめちゃくちゃ応援するコメントとか面白い事言っているのにそれ以外に対しては驚くほどドライというか、それでいて否定的なコメントが無いから「優しい世界」って言っているのがなんというか、ちょっと、その、……私の言いたい事分かるかなぁ。
ひょっとすると自分の方がおかしいのかもしれない。運動会で自分の子ばかり見るのは正しいわけで、「みんなかわいいなぁ」とか言っているやつがいたらそっちの方が変態くさい。親バカの集いに自分は居心地の悪さを感じるけど、他の人は逆に居心地がいいわけで、なんか肌に合わない感じがものすごくある。いや、視聴者の立場として考えたら全部の配信追いかけられないのはわかっているけど、こういうお祭り的な作品にすら来ないって本当に盛り上がっているのか疑問。
このアニメを批判している人の中には「VTuberの良さが伝わらない」から怒っている人もいるのであって、結果が悪いから全体的に落ち込むとか、テレビやアニメに挑戦するのは間違いだったみたいな空気にはならないでほしいと思った。