迷走しすぎ

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 鈴木敏夫「どこへたどり着きたいんですかね?」

 

 いや本当に。VTuberってどこをゴールにしたいんだろうか?

 

 「趣味の延長」として甘く見てもらおうとしているけど、お金のやり取りを始めた時点で趣味の範疇を超えていると思う。趣味だったらこのブログみたく大して読者いなくても、金もらっていなくても自己満足でやっていればいいわけで、チャンネル登録お願いします!とかクラウドファンディングお願いします!とかそういうのやるのはおかしい。……というか応援されないとやる気が出ないものは「趣味」って呼んでほしくない。

 

  あと、言っている事とやっている事が違う人がいる。例えば「自分の歌声を聞いてほしい人」が普段の配信でゲームしているとか、「YouTubeのチャンネル登録を増やしたい人」がtwitterとかリアルイベントに力を入れているとか、これってどう結びつくの?たまになら息抜きかな?と思うし、そっちの才能があるならそれを売りにしてもいいけど、毎回関係ない事やっているとさすがについていけなくなる。*1

 

 最近だとリアルイベント(ライブ)を盛り上げようとしているみたいだけど、これって基本的に有料だし、交通の問題もあるし、予定だって空けておかないといけない。面白いかどうかもわからない(普段の動画見る限り、どちらかというと「つまらない」)人達のライブに一般人は参加するだろうか?結局は既存ファンがほとんどを占めて、新規層は増えないし、失敗しようが何やってもいい環境だから成長できないと思う。

 

  だったら街中の道行く人にタブレットごしに話しかけるみたいな事やった方が認知度も上がるだろうし、鍛えられると思う。まぁ、そこまでの技術、環境、コミュ力、人員を持っているところが無いんだろう。なんか底が見えてしまった。残念。

 

 VR横井軍平のいう「枯れた技術」になっていないんだろうなと思う。だから本格的な盛り上がりは一般家庭にVRが導入される頃で、5年後くらいかなと思う。第二次VTuberブームみたいなのが来たときに面白くなるんじゃないだろうか。今いる人達は一部を除いてコレジャナイ感が半端ない。

*1:どうせやるなら自分がやっている事に結びつくゲームなり、イベントなりを選んでほしい。