ゲーム部、お前もか

 褒めた翌日に内部告発されてるのはさすがに笑う。とりあえずゲーム部よりも待遇がいいところは「頑張っている」とか気安く口にしないでね。

 


今年も炎上しそうなヒカル…バーチャルYouTuberの裏側を暴露…【YouTube闇ニュース2018】

 

 正直、ここはMMDer、ゲーマー、声優の3つを分担していたから、他のVTuberに比べたら負担が1/3だったので、そんなに不満がないかと思っていた。*1「中の人いません」を証明するための生放送が演者達の負担を上げたのだとしたら皮肉な話だ。

 

  パワハラについては情報が少なすぎて何とも言えないが、そもそもVTuberは自分以外の力を借りて成り立っているのだから、運営側も演者側も相手への感謝の気持ちを忘れてはいけない。全部自分の力だと勘違いして天狗になっているやつが多過ぎ。現状、そいつらを批判しようものなら妄信的なファンから「アンチ」扱い受けるし。

 

 もうVTuberに関しては、一部の健全なところ以外は滅んだ方が幸せだと思っている。開拓するどころか汚染しているのが現状で、後に続く人達の事を本当に考えてないよね。自分たちが見本になるんだと胸を張っているところがどれだけあるのか。

*1:会社自体の不透明さはともかく

病みの世界

 twitterハッシュタグVTuberになったきっかけを漁っていた。あんまり大手の人は答えていなくて、これまで私が見た事の無い名前ばかりがならんでいる。要するにユーザーローカルのランキングに掲載されないような無名VTuber*1なのだが、彼らがVTuberを目指した理由が思っていた以上に深刻かもしれない。*2

 

 まず、まともなのは「表現者として活動していた」が、どちらかというと「日陰者」で「コンプレックスを持っていた」人が、先人のVTuberを見て表で活動してもいいんだ!みたいに前へ出て行ったタイプである。このタイプは「提供者」という意識があるので、ちゃんと活動できそうである。「●●の良さをみんなに伝えたくて」みたいに健全な事を言っている。日陰者コンプレックスを持っているやつが「まとも」な方なのである。

 

 それよりややヤバイのが軽いノリで始めたやつだ。友達に誘われたとか、VTuberに逆に推されたみたいな大学のサークルみたいな勢いだけでやるパターン。まぁ、薦められるくらいには能力あるのだろうけど、人から言われて始めている時点でやる気がないのがわかるし、あんまり自分を向上させようという意識も持たないだろう。中にはチヤホヤされたいというオタサーの姫みたいな意識の人もいて、トラブルの元にならないか不安である。

 

 普通にやばそうなのは出会い目的のやつだ。推しが他のVTuberとコラボでワイワイ楽しく遊んでいるのを見て自分もなろうと思ったというタイプ。自身は無能に近い。けれども今はそういう人でも金と行動力さえ払えば、VTuberとしてデビューする事が可能である。エンターテイメントを提供する側じゃなくて、自分が楽しみたいというユーザー側の人間がアバターを被って活動しようとしているだけ。典型的な消費者だし、リアルの問題を持ち込んできそうでちょっと怖い。

 

 結構やばそうなのは、「推しが引退」したから「自分がデビュー」したというタイプだが、正直、言っている意味がよくわからなかった。「何で推しの代わりになれると思ったの?」と疑問で、自信があるのか、「魂」が乗り移った気分になっているのかわからないが、いろいろ線引きをしてもらいたい。

 

 かなりヤバイのは、「この世」とか「死にたい」とか「仕事に疲れて」みたいなネガティブな言葉が並んで、「VTuberに救われた」から自分も人を救いたいみたいに言っているタイプである。いや、言っている事はキレイなのだが、メンタル的にものすごい爆弾を抱えていないか?あと「この世」に対する恨みがすごいように思う。人前に出てきていいのか?

 

 なんでいちいち問題行動ばかり起こすのか疑問だったが、そもそも個人で始める人のほとんどが爆弾持ちであるという事が何かわかってしまった。ちゃんと作品を作れている時点でのばん組にアイキャッチ送った人達はだいぶまともな人だったんだと今更ながらに思う。

 

 かつてはVTuberに参入してくる企業をめちゃくちゃdisる人がいたけど、結果から言えば個人でも出来るようになった事でリスクが増えていないか?「ねこます」と「にじさんじ」の評価がかつてと今では逆転していそう。

 

  VTuberの分類について、配信プラットフォームとか中の人どうこうより、エンターテイナーなのか、ユーザー的なのかを分けた方がいいんじゃないだろうか?

*1:中にはVツイタラーとかいうなりきりアカウントとどう違うんだというやつも混じってる。

*2:ネタかガチなのか微妙なところだが

ジェムカンファン、辞めます。

 自分の中でアンチになりかけている自覚があるので、GEMSCOMPANYのファンを辞めようと思っている。どれくらい深刻かというと、最近はメンバーの配信を追いかけるより、好きな音楽を30分聴いた方が心が落ち着くというレベルだ。

 

note.mu

アイドルが努力している姿というのは、熱心なファンにとって何よりも心を打つもの。しかし、普段の練習風景とはいえ動画として表に出すにはスタッフの動画制作のための作業が必要で、そうひんぱんにファンが目にすることができるものではありません。バーチャルアイドルであればなおさら、まだまださっと撮って出しができるような気軽なものにはなっていないでしょう(いちいち4K画質で出してくるジェムカン運営がこだわりすぎという側面もあるかもしれないけど)。

そんななか、驚きの実写映像としてレッスン動画が公開されましたので、本記事ではその内容を紹介したいと思います。動画が公開されたのは、わちゃわちゃアイドルバラエティと銘打ち、月に1回ニコニコ生放送で放送している冠番組「じぇむかんTV#7」内のいちコーナー。都内某スタジオで行われているジェムカンメンバーのダンスレッスン風景。

 

映像はこのように、足元だけを映したものになっていますが、聞こえてくる声は間違いなくメンバーのもの。さすがに全身というわけにはいかないのはその通りですが、足だけでもかなりチャレンジングな試みと言えるのではないでしょうか。

 

 あまりファンを晒し上げたくはないが、これが最初で最後なので許してほしい。……本人は褒めているつもりなのかもしれないけど、私には皮肉にしか見えない。「誰もやらなかった事」と「誰も出来なかった事」は全然違う。ダンスを頑張るなんてテレビやネットに出ないような地方のアイドルだってやっていそうな事だ。*1実写も他のVTuberには出来ない事でしょ?と言いたげだが、底辺VTuberは割とやってる。どこら辺が挑戦的なのだろうか?そもそもVTuberじゃないと言っているのに、VTuberとして新しいみたいな褒め方は意味がわからない。

 

 正直、今回のじぇむかんTVは今まで見た中で最悪のものだった。ネタとして笑えたこれまでと違ってどん引きする演出の数々。最初から「知ってるおっさん」の顔がアップで映って、メンバーの「足踏みどんどん」。もうほとんど画面を見ずサウンドオンリーで作業用BGMとして流していた。で、たまにチラ見すると今度は上部から映した料理動画(実写)。自分は何を見せられているんだろうと困惑した。

 

 ろくに見ていないので、多分見当違いな事しか言えないと思う。けれども見返せるほどの気力はないので、もう追いかけるのを止める。それだけ。

 

 「足踏みどんどん」もYumiko先生のインタビューしか聴いてなかったが、正直こういうのを見せられても「いい先生を持ったな」というだけで、「ジェムカンすごい」にはならない。プロデュースの形として「アイドル」よりも「アイドルの先生」を魅力的に見せるとか意味が分からない。てか初見の人はどう思ったのだろう。内容が今いるファンに「辞めるなよ」と念押ししているだけで、新規層とかもう狙っていないんだろうなと思った。

 

  私も精神状態が悪くなってきているので、全部自分に対する当てつけのようにしか見えない。運営の中で私は「厄介ファン」に分類されていて、振り落とすためにこういう動画を作ったように感じてしまう。もしそうだとしたら、たつき監督のやり方、楽しみ方は違うという製作側の主義主張のために視聴者を楽しませるという意識に欠けたけもフレ2に通ずるものがある。

 

  これまで散々、VTuber周辺は身内に甘いところが嫌いと言っておいてアレだが、ジェムカンの「実写」についてはもうどうでもいい。映したきゃ映せ。ここはVTuberをそもそも名乗っていなかったし、横のつながりもなかったし、そもそも今いるファンもVTuberとして応援している人なんていないんじゃないだろうか。影響なんてほぼないと思う。*2ただ、そうなると彼女たちのジャンルはVTuberよりも競争が激しく、チャンネル登録者数再生者数が上で、ノウハウも既に確立された「YouTuber」の中に入っていくことになる。正直、今回の動画はYouTuberの動画としてみたら何の魅力もない。

 

 ものすごい初期投資で美麗モデル使って、でもやることは低予算のにじさんじモドキで、最終的に止め絵でモデル動かせないような個人運営レベルの動画を出すって、視聴者をバカにしているようにしか見えない。コラボには金をかけるのに、動画は低予算なんだな。

 

note.mu

 

もふくちゃん)説教しないで。「昨日のあれはよかったけど、今日のあれはよくなかった」みたいなことを言うと本当にね、ひとつもいいことないから。
吉田豪)「いいことだけ言ってあげよう!」っていうね。
もふくちゃんいいことだけ褒めていてあげれば、人は伸びるから。悪いところは私がみなさまのかわりに怒るんで。説教は本当にしないでください。
吉田豪)よくあるんですよ。オタが「悪いことを言えるのは俺ぐらいだ」みたいな感覚で。
【中略】
もふくちゃん)それは私たちが言うことなんで。みなさんは本当に言わないであげて。もうすごく傷つくから。思春期の女の子の傷つきやすさって本当に半端じゃないですよ。もう薄いガラスをあなたたちはパーン!ってやっているのと同じですから。すっごく大切に扱って。花だから。蝶よ花よと、「美しいな、きれいだな、かわいいね、素敵だね」って水をずっと与え続けていれば、絶対にいつか花が咲くんで。安心して……本当に説教だけはしないでって思う。
吉田豪)僕らの仕事は水をあげて愛でることだけっていうね。

 

  自分はGEMという言葉から宝石を連想し、だがまだまだ未熟という印象を受けて「原石」だと思っていた。だから磨く必要があると思っていた。磨かない状態の原石は石ころにしか見えないから。石ころに水や肥料を上げても意味はない、加工してよくなるという人と、花に強い風はいらないという意見は交わらない。*3けれど彼女たちは「生モノ」なので、植物で例えるのは正しい。私の推し方が間違っていたから、私が去るのは正しい。*4

 

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  「うーたまを甘やかしたい」は私の「ストイック(かっこいい)」とは相容れないものだ。そもそもこの「甘やかしたい」流れが生まれたのは、8分音符ちゃんを何度やってもクリアできず、つらそうなうーたまに対しファンが「がんばりすぎはよくない」という反応をしたのがきっかけだったはず。つまり、元ががんばりやだから甘やかすというのが一つのアクションとしてあったはずだ。だが、「甘やかしてはいけないです」と言っていた*5珠根うたはVRadio始まった時には「甘やかしていこう」みたいな事を言っていた。それを見て「俺の好きだったうーたまはもういないんだ」とショックを受けた。運営、本人、ファンは甘やかすの受け入れた。

 

 これまでは本人が自分に厳しく、ファンが優しくだからバランスがよかった。けれどもファンも本人も運営も全部甘々になってしまった。メンバー間の群馬disりも周りの誰かが正してくれればそれでよかった。けど、もうそれが出来る人がいないのかもしれないと思うようになった。運営はいいおじさんムーブするし、ファンはイケてる騎士ムーブする。そりゃかっこつけたいよな。私だってこんな問題点を挙げるなんて嫌われ役やりたくない。何も楽しくない。だから辞める。*6

 

 気がつけば珠根うたの評価とキズナアイの評価が逆転していた。ゲーム部の夢咲楓についても、見方が変わってきている。

 


【ポケモンUSUM】世界一位決定直前!?レート最終日朝まで生放送!!【後半戦】

 

  私もポケモンが好きなのでレーティングバトルにはよく潜っている。だから1回負けただけでものすごくレートが下がってしまう事もわかるし、彼女がどれほど強いかも知っている。で、彼女のかかげた目標は「世界一位」だ。まだVTuberとして誰もやっていない事だし、プロゲーマー並の実力を持つ彼女にしか出来ない事だし、プロゲーマーのYouTuberだって出来るかわからない事である。ここまでやって「挑戦した」と言えるし、「頑張った」と言える。

 

 「他の配信者に心変わり」したと捉えられてもいい。これまでジェムカンについて語った事は嘘ではない。歌うまも本当だし、才能があると今でも思っている。ただその使い方に納得できない。最初からチート使ってイージーモードなのに少しでも上手くいかないと今回のような情に訴えかけるっていうのはちょっと合わなかった。

 

 私はもう今後、配信も、じぇむかんTVも記事にしないし、他のVTuberと比較もしない。失敗しても「ざまぁ」とか言わないし、成功しても「俺は見抜いてた」みたいな偉そうな態度とらない。だからもう安心してほしい。

*1:本当に頑張っている人間は頑張っている姿を恥ずかしいと感じる。誰がこれを映し、公開しようと思ったのかしらないが、そいつとは気が合わない。頑張っているアピールとかいらない。

*2:むしろ喜ぶでしょ。

*3:ただ雪の中で育てた方が甘くなる野菜もある。

*4:しかもこれ事務所(ディアステージ)の人の意見なわけで、ジェムカンをはるかに越える先輩方やら先輩のファンらがこの考えって事。これは根本から変えられない事なんだと悟った。

*5:珠根うたChannel #29参照

*6:完全に少女漫画のノリ。ジャンプノリが好きだったのに

迷走しすぎ

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 鈴木敏夫「どこへたどり着きたいんですかね?」

 

 いや本当に。VTuberってどこをゴールにしたいんだろうか?

 

 「趣味の延長」として甘く見てもらおうとしているけど、お金のやり取りを始めた時点で趣味の範疇を超えていると思う。趣味だったらこのブログみたく大して読者いなくても、金もらっていなくても自己満足でやっていればいいわけで、チャンネル登録お願いします!とかクラウドファンディングお願いします!とかそういうのやるのはおかしい。……というか応援されないとやる気が出ないものは「趣味」って呼んでほしくない。

 

  あと、言っている事とやっている事が違う人がいる。例えば「自分の歌声を聞いてほしい人」が普段の配信でゲームしているとか、「YouTubeのチャンネル登録を増やしたい人」がtwitterとかリアルイベントに力を入れているとか、これってどう結びつくの?たまになら息抜きかな?と思うし、そっちの才能があるならそれを売りにしてもいいけど、毎回関係ない事やっているとさすがについていけなくなる。*1

 

 最近だとリアルイベント(ライブ)を盛り上げようとしているみたいだけど、これって基本的に有料だし、交通の問題もあるし、予定だって空けておかないといけない。面白いかどうかもわからない(普段の動画見る限り、どちらかというと「つまらない」)人達のライブに一般人は参加するだろうか?結局は既存ファンがほとんどを占めて、新規層は増えないし、失敗しようが何やってもいい環境だから成長できないと思う。

 

  だったら街中の道行く人にタブレットごしに話しかけるみたいな事やった方が認知度も上がるだろうし、鍛えられると思う。まぁ、そこまでの技術、環境、コミュ力、人員を持っているところが無いんだろう。なんか底が見えてしまった。残念。

 

 VR横井軍平のいう「枯れた技術」になっていないんだろうなと思う。だから本格的な盛り上がりは一般家庭にVRが導入される頃で、5年後くらいかなと思う。第二次VTuberブームみたいなのが来たときに面白くなるんじゃないだろうか。今いる人達は一部を除いてコレジャナイ感が半端ない。

*1:どうせやるなら自分がやっている事に結びつくゲームなり、イベントなりを選んでほしい。

イミフな独り言

 これからいくつか例え話をしたい。例え話なので全てフィクションであり、実在する何かについてどうこう言いたいわけじゃない。ただ少し考えてほしいだけである。

 

 1つ。私は情に訴えかけるというのが嫌いである。私が子供の頃、教材の押し売りが家に来た事がある。私はあまり乗り気ではなかったが、母親がやけに話を引き延ばし、早く解放されたい私は渋々100万円近くの教材を使う事にした。*1案の定、乗り気ではなかったので三日坊主で終わるのだが、それに対し母親は私に対してトゲのある言い方をしてきた事がある。それで、母親は私のために買ってくれたわけじゃないんだなと気づいた。後に聞いた話によると母親は営業の仕事をしていた事があり、押し売りの相手の大変さを知っていて、可哀想みたいな気持ちで買ってあげたらしい。なんともアホらしい話である。かわいそうな人なんてこの世界にどれだけいると思っているのか?アフリカの飲み水すら危険で病気が蔓延している地域とか、北朝鮮の富裕層や軍事費に金が行き貧困状態の民とか、祖国が紛争状態で移民として他所を渡り歩く人達とかそっちの方がかわいそうだろう。日本という比較的安全な国に住み、ちゃんとしたスーツ来て、会社務めまでしている人間の何がかわいそうなのか。結局相手が「自分に似ていた」から同情して買っただけ。本当にいい物ってのはわざわざ家に押しかけなくても勝手に口コミで売れていくものである。

 

 2つ。勝負の世界は非情であるべきだ。甲子園で、才能がある若者がたくさん集まったAチームと、母親が病気のレフトだったり心臓病を患って余命1ヶ月の投手がいるBチームがいたとする。ここで「お前等には次があるだろ!こいつらには次がない!」という理由でBチームに勝たせたら八百長である。これを許したら野球の本質が変わってしまう。そこまで行かなくとも、それらの事実を伝え、相手の心情を揺さぶったとしたら明らかに悪質である。そういうものは心に秘めておくべきものであって、それをバネに練習をたくさんするとか、その事実を隠して結果を残すとかなら応援できるが、前面に出していくのならドン引きである。映画でもよくあるが、感動の押し売りというか、「エモさ」みたいなものを前面に出されると逆に引いてしまう人もいるのだ。そういうものは「読み取って」初めてわかるレベルであってほしい。

 

 3つ目に保護イヌかわいそう問題。これはたしかにかわいそうであり、同情の余地がある。が、私は経済、時間、精神的余裕から保護イヌを養う事ができないのである。普通に犬を飼うのでさえ大変なのに、問題があって捨てられた犬(しかも人間不信の可能性あり)を飼うなんて素人には難しい。さらに大抵の人は自分の事で手一杯であり、かわいそうだと思っても何もできない。なので、私は違う観点からこの「構造」をどうにかするつもりだった。そもそも捨て犬がなぜ減らないのか?無責任な飼い主、ペットショップ、無計画に繁殖させるブリーダー……。で、私がどんなに飼い主に文句を言ったって「ウチの問題です」みたいに聞く耳持たないし、ペットショップは必要としている人がいるからなくならないし、子犬動画にいちゃもんつけようものなら犬嫌いなのか?と誤解されるのである。それどころか「かわいい子犬と芸能人がふれあっている」のと、「保護イヌを救おう」っていうのを同じテレビ番組で特集していたりする。で、この件において金の無い人は何も悪くないわけで、非情な人間ではない。保健所から引き取っている人もいい人なのかもしれないが、それでその地域のかわいそうな犬がいなくなっても、別の地域では捨てられる犬がいてかわいそうな犬は減らないのである。原因をどうにかしない限りこの悲劇は止まらないわけだが、子犬だけ見ていたいとか、生き物と過ごすというのを甘く見ているやつは減るどころか増えている。

 

 4つ。サッカー日本代表の試合はたしかにイライラする。だけど、その裏で次世代のエースとか言って高校サッカーとか普通開催するだろうか?日本にいる能力の高い人が集まって戦っているのに、勝ち筋が見えなかったら応援しないのか?もちろん、日本全土が応援ムードになって同じ行動取るのは気持ち悪いみたいな意見もあるかもしれない。ただ、生粋のサッカーファンが見ていない試合を、大してサッカー好きじゃない自分はどう見て、どう応援したらいいんだ?完全に捨て試合なのか?この状況で、高校サッカー見ている人達も現実逃避しているようにしか見えない。負ける試合であっても、なぜ負けるのか知ろうとしないのだろうか?

 

  ……なんて事をバーチャルさんはみているの最終回を見ながら考えていた。

*1:兄弟で使えば安いみたいな感じで納得した。